Q&A(和解契約_労働関係編)_No.2_解雇を巡る労使間のトラブルと和解契約締結の方向性

Q.
労使間で解雇を巡ってトラブルが発生し、労働者が退職する方向で和解契約を締結する場合、どのような方向で和解契約を締結すべきですか?



A.
労使間で解雇を巡ってトラブルが発生し、労働者が退職する方向で和解契約を締結する場合、解雇を認めて退職すると労働者の再就職に影響が出るため、使用者が解雇の意思表示を撤回した上で、改めて労働契約を合意解約し、解雇事由について立ち入らずに労働者の退職を合意する方法で和解契約を締結すべきといえます。